夕方、犬の散歩をしながら、ふっと考えたことがあります
それは、父との最後の会話です
それが何時だったのか、何を話したのか
必死になって思い出そう、記憶の扉を開けてみました
しかし、認知が進む中、会うたびに話が通じなくなっていく
そんな時の何処が最後だったのか極めることはできませんでしたが
父が最後までこだわっていたのが
腕時計とベルトと運転免許証を持ってこいというものでした
父にとっては車の運転が最後まで忘れる事の出来なかった事で
明らかに認知が認められて、車の運転を止めさせるために
運転免許証が見つからないことにして
運転を止めさせた経緯がありましたので、最後まで「探して来い」と言っていました
きっと、毎回毎回そのような会話をしていたと思います
昨年の敬老の日には、帽子を持っていくと
嬉しそうな顔をして、ちょとばかり斜にかぶる癖そのままに
帽子をかぶっていましたが、その時は会話は無かったので
最後の会話は、昨年の5月頃に娘を連れていった時だったのかもしれません
既に1年6カ月という時が過ぎているのかなと思うと
やはりもう一度父と話をしてみたいと感じながら
犬の散歩を続けました
