私が定期購読している月刊誌に「ガバナンス」という雑誌があります
㈱ぎょうせい、という出版社から、政治・行政・議会・住民生活に関する
全国の取組や課題について情報を提供してくれます
その中の記事をご紹介します
「水不足」が問う自治のエリア-相次いで消えたダム計画のなぞ-
(市町村合併の現場を歩く)から
水争いは昔から血の雨が降るといい、政治が最も気を使う分野だった。
世界でも国家間の水争いが深刻になりつつある。
しかし、その争いの根源とは何なのか。突き詰めてゆけば、
国家の壁であり、自治体の壁であり、共同体同士の壁なのだろう。
ひとたび壁が取り払われると、運命共同体としての
水の分け合が始まるのは、今回紹介した通りだ。
では、同じ人間でも、運命を共にする仲間として感じられるのは、
どの範囲なのか。集落なのか、自治体なのか、国家なのか・・・。
そもそも人間の共感は何処まで及ぶのか。
たかが水、されど水。「水」は自治のエリアだけでなく、
人間の根源についても私達に問いかけている。
(以上、本文の最後の部分のみです)
前段は、合併前には近隣の市町村からの協力を得られずに
自分達で数十億をかけてダム建設を企画していたり
治水ダムから利水を引こうとしていた市町村が
合併を期に、同じ自治体になったエリアから水を引くことが出来て
ダム建設等を中止した記事が4ページほど続きます
佐賀市においても、旧大和町が5000トンの水利権を返上する
という経緯があります。
もっとも、この返上は佐賀市が独自に見出したのではなく
厚生労働省から指摘されて検討したものです
昨日書いているように、想定人口を大目に換算して対策をしてきた事で
こういった事態が生じました
ただ、指摘されるまで気付かなかったことは
合併協議会、旧市町村の執行部、そして議会にも責任があると思います。
