実家の掃除をしていたら、タイトルにある「只一筋に征く」
陸軍特別攻撃をテーマにした本が見つかりました
両親が読んだ形跡は見られなかったのですが
本分の中に、我家の菩提寺が記事になって紹介されていましたので
この取材に関わったのかな・・・と一人合点していました
前半は中は、特別攻撃隊が編成されるに至った経過について
中盤は特攻隊16の部隊を取上げ、その中の隊員を取上げて、
最後のその時について、あるいは別れについての話を
後半は、知覧の富屋食堂で繰り広げられた話が掲載されています
前半では、戦争という狂気がもたらした特攻の意味について
再度考えさせられ、悔しさを覚えずに入られません
また、出撃に向かう隊員たちの最後の数日を克明に描く中・後半では
涙が止まらなくなるほどに、その純粋さに打たれます
多くの写真がその史実を言葉ではなく訴えてきますが
なぜ、あれほどまでの笑顔で死出の旅に向かう事ができたのか
旧東脊振村の西往寺は50ページに出てきます
第72振部隊「ほがらか隊」・・その全員が17~8歳という彼らは
出撃命令が降りる数日をこの地で過ごします
そして出撃のその時、1945年5月26日万世基地
子犬を抱いた写真がありますが
「・・(本文より)犬好きの荒木伍長は子犬のつぶらな瞳を見て
たまらなくいとおしくなり、抱き上げて頬ずりした・・
・・子犬のしょんぼりとした表情とは対照的に
荒木伍長を中心に笑顔が並び、出撃を2時間後に控えているとは
とても思えないほど朗らかな5人の姿があった・」
あの有名な「ホタルになって帰ってくる」話も掲載されています
ただただ純粋に国家と愛する人のために大空に飛び立ち散っていった
彼らの心を痛切に感じています
